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ナイトキャップのかわりに。
同年代以下の人ならば、その人の学生時代の生育環境(?)
をあてられる。中高一貫男子校っぽいとか。
「その人の感じ」のキーはやっぱり中高時代ですな(とか言ってみる)。
私自身は、「女子校育ちでしょう」とよく言われる。
大はずれなんですけどね。
女という人種が苦手なはずだった。特に集団が。
だから、女子校は絶対に避けてきた。男子多め。
その成果として、女を見る目が養われた。もはや男目線。
きれいな女性が多いと、今では喜んじゃうくらいだ。
男を見る目? 聞かないで下さい。
そして、女友達もなんだか男らしい。
さばさばしていて、頼りになる。甘えたくなるくらいに。
そして、面白い。涙が出るほど笑わされてしまう。
つかずはなれずのつきあいのできる女友達は、本当に、貴重。
そんな友達と、夜会の夜に、久しぶりの再会をした。
ふだんは男の話なんてしない私たちだけれど
こんなとき恋愛話を聞くのは、微笑ましくて楽しい。
ただし矛先が自分に向いてくることは、回避せねばならない。
「・・・あれは森政権の頃だから。」
昔のことを、首相と世相で遡るなんて、自分でも中年男性のようだ。
ヒット曲とか映画だとかの、美しい思い出はないのかね?
だいたい、宅配でプレジデントを愛読してたことからして
コンビニで、週刊文春とか読んでる時点で何かが間違っている。
このボンヤリぶりはなんなの?
私が男ならば、「心配いらない、ついて来い」とか言っちゃって
女のひとりも連れてくる甲斐性はあるはずなのに。(ありません)
成人した女の子の口から、料理教室とか結婚資金という単語が出るのを
聞くや、アナタ、資格講座とか進学費用の間違いじゃなくて?
と思ったほどだ。
のろける相手もいないので、みゆきさんの魅力を語ることにする。
でも、好きな人について口に出すのはどうにも妙な具合になってくる。
加えて、彼女たちも悪気はないが、少しも関心がない。
他人のファンぶりを目の当たりにして、ひやっとしたものを感じる
その気持ちはよくわかる。
女性によくいるジャニーズ好き(熱烈)が、私はさっぱり理解できないからだ。
そもそも、男性アイドルは、ナゼすぐ上半身を脱ぎたがるのか、宙を飛びたがるのか。
女性アイドルには一家言ある私だが、ジャニーズには到底コメントできない。
あと宝塚も。でも友達。
「彼氏にはジャニーズファンって言ってるの?」
「ううん。」
「中島みゆきは?」
「よっぽどじゃないと。やっぱ引くかなあ?」
「正直、私は彼氏が中島みゆきが好きだったら引くね。」
「わかる。私も、自分が好きじゃなかったら理解はできないかも。」
「でも中島みゆき、相当好きでしょ。反応が一緒。」
ふふふ、そうなんです。
セーラー服を着ていた頃ならば、こんなとき私はみつあみの先を
ねじりながら、好きな人の話をしていただろう。
女友達は鋭い。
これでも十分気をつけて、「みゆきさん好きさ加減」を五分の一くらいで、
マイルドに出してたのに。
ラブラブなの私たち、とでも言わんばかりな感じなのが自分でもよく分かる。
彼氏についてのろけることと、みゆきさんについて話すことは
私にとっては同義らしい。
ちょっとの恥ずかしさと、幸せさと。
恋愛相談は受け付ける私でも、自分がするのは苦手だ。
いいです、みゆきさんにしますから。
心の中で。
夜会の夜は、当然眠れない。
友達を巻き込んだホテルの部屋にて、バスローブのすそを上げては
ちらっ 「これくらい?」
ちらちらっ 「まだまだ」
サーモンダンス(注)の再現を試みつつ更ける夜。
・・・・女の子って、楽しいですね。
(注)2004年夜会のラストにおいて中島みゆきがパンチラもいとわず踊った気合のダンス。
スカートを持ち上げるため、けっこうきわどい。
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